芸能人に「福岡県出身」なぜ多い? 今田美桜と橋本環奈は地元事務所に所属
芸能界で活躍する人の出身地は今や全国に及ぶが、昔から変わらぬ出身者の多さで他を圧倒しているのが福岡県だ。
故・高倉健さんを筆頭にタモリ、井上陽水、郷ひろみ、松田聖子。遅咲きだが吉田羊も久留米市の出身。しかも、大半の人が各分野でトップに立つ人気を誇る。芸能関係者によれば、「ジャンルを超えて芸能人の福岡県人会を開き飲んでいるそうで、みんな博多弁で和気あいあい。絆までできている」という。
福岡県の歴史をひもとくと「根っから明るく芸事が好き」という気質もあるようだが、芸事をしやすい土壌ができていることが大きい。若手女優を例にとると、今田美桜(25)は今年、映画「東京リベンジャーズ」で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。今年、「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」でドラマ初主演。来年の映画出演も決定。次世代女優としてさらなる飛躍が期待されている。
今年の「紅白」で紅組の司会に決定した橋本環奈(23)も福岡県出身。個人的には白組の司会が大泉洋なら大河で共演した小池栄子が有力とみていたが、伸び盛りの若手女優・橋本に白羽の矢が立った。