テレビに出始めた最初の頃の苦労…過去に戻ってもう一度やり直したいクイズ番組が

公開日: 更新日:

 テレビに出始めた最初の頃は本当に苦労しましたわ。当時の番組で強烈に覚えているのが広島テレビでやったクイズ番組です。もし今、過去に戻ってもう一回番組をやり直せるとしたらあの番組を選びますわ。

 若手のお笑いを何組か集めてクイズに答えるっていうスタイルで、スタジオは「なるほど!ザ・ワールド」みたいなセットが作られていて電飾もキラキラ。とろサーモンの他に呼ばれてたのはシャンプーハットと笑い飯やったかな。ちょうど同じ世代で現場ではバチバチにやりあってた時代で本番ではどのコンビもボケまくったんやけど、その日の俺はとにかくスベり倒したんです。

 焦れば焦るほどうまくいかなくて、追い詰められた俺は解答ボタンを押すフリをして目の前にあった解答席の台ごと押し倒したんですわ。俺としてはもちろんボケのつもりやけど、台は倒れるわセットの電球は粉々に飛び散るわで現場が一瞬で凍り付いてしまった。

 即、土下座して謝ったんですが、内心は「ヤバいヤバい!」ってドキドキです。ところが、オンエアでは台を倒した瞬間CMに入ってくれていてCM明けにはセットが修理されて何事もなかったようにクイズが再開しました。しかも、終了後も何も言われなかったんです。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  2. 2

    桜井ユキ「しあわせは食べて寝て待て」《麦巻さん》《鈴さん》に次ぐ愛されキャラは44歳朝ドラ女優の《青葉さん》

  3. 3

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  4. 4

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  1. 6

    西内まりや→引退、永野芽郁→映画公開…「ニコラ」出身女優2人についた“不条理な格差”

  2. 7

    永野芽郁“二股不倫”疑惑でCM動画削除が加速…聞こえてきたスポンサー関係者の冷静すぎる「本音」

  3. 8

    佐々木朗希が患う「インピンジメント症候群」とは? 専門家は手術の可能性にまで言及

  4. 9

    綾瀬はるかは棚ぼた? 永野芽郁“失脚”でCM美女たちのポスト女王争奪戦が勃発

  5. 10

    江藤拓“年貢大臣”の永田町の評判はパワハラ気質の「困った人」…農水官僚に「このバカヤロー」と八つ当たり