ふせえりさん役者になった契機は「今の0点」の貼り紙…放送作家・宮沢章夫氏の強烈ダメ出し

公開日: 更新日:

 その頃に「コントを書いてみない?」とシティボーイズに誘われてショーの作家として参加したのが、まだかけ出しだった放送作家の宮沢章夫さん。だから、私と宮沢さんの出会いはかなり古くて80年代前半でした。

 その1年後に結成されたのがラジカル・ガジベリビンバ・システム。公演の時に出演者も足りない状況で、私も誘われて出ることに。

 宮沢さんは引き続き作家として書いていて、おもしろいコントを書けるようになっていましたから、ラジカルでは、ほとんどのコントを書く座付き作家になっていましたね。

 ラジカルはラフォーレ原宿のホールで年2回の新作公演を行い、すべてのコントを書いている宮沢さんは総演出でもありました。

 ある公演の本番中でした。私がコントを終えて楽屋に戻ると鏡前の席の鏡に紙が貼られていて大きく「今の0点」て書いてある。

 宮沢さんからの貼り紙とわかった瞬間、「今のコントが0点てなんだ」と大ショックで。「しかも本番中だぞ!」と思いました。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動