元めざましキャスター高樹千佳子さんは不動産会社3年目「エクセル?戦々恐々の毎日でした」
高樹千佳子さん(元「めざましテレビ」キャスター/43歳)
「めざましテレビ」(フジテレビ系)のお天気キャスターとして、横浜国立大学在学中に芸能界でデビュー。その後、「めざましどようび」や「すぽると!」(同)のキャスターとしても活躍した高樹千佳子さん。今、どうしているのか。
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新築一戸建てやマンション開発、分譲、販売などの事業を展開する総合不動産会社「オープンハウスグループ」。1997年の創業以来、急成長を遂げている同社の銀座オフィスを訪問すると──。
「今日はお足元が悪い中、ご足労いただき、ありがとうございます」
細身の黒いスーツを身にまとった、凜々しい表情のキャリアウーマンが記者を出迎えてくれた。「オープンハウスグループ」広報宣伝部の多田千佳子さんである。彼女の顔にピンときた読者もいるはず。そう、多田さんは、これまでに多くの人気女子アナを輩出してきたセント・フォースにかつて所属し、「めざましテレビ」や「すぽると!」などのキャスターとして活躍した高樹千佳子さんである。
■めざましテレビは温かい現場だった
横浜国立大学在学中に、篠山紀信が撮影する「週刊文春」のグラビア企画「女子大生写真館」に登場したことをきっかけに、「めざましテレビ」3代目お天気キャスターに抜擢された多田さん。女子大生とお天気キャスターの“二刀流”の生活。超多忙な毎日だったという。
「早朝3時には起床していました。『めざましテレビ』の放送が終わったあとは、大学に行く日もありましたし、他番組の収録やイベント司会など別現場に向かうこともありました。ほかにも雑誌の音楽コラムを執筆したり、撮影が入ったり。睡眠不足が続くこともありましたが、めざましテレビはとても温かい現場だったので、出演者やスタッフの方々にサポートしていただき、乗り切ることができました。あのころは本当に若かった(笑)。いまとなっては良い思い出です」