「どうする家康」喜ぶのは松潤ファンだけ? 紅白に続く“年配層切り捨て”で「どうなるNHK」

公開日: 更新日:

 この初回放送を受け、24日で任期満了に伴い退任するNHKの前田晃伸会長は、最新技術「バーチャルプロダクション」を駆使した第1話目について、「新しい技術は立ち上がりはコストがかかるが、将来的には下がるので価値がある挑戦だと思う」と評価した。だが、ネットの反応では《CGの中の乗馬シーンは、動きが乗馬マシーンに乗ってるみたい》と、評価はイマイチだった。

 CGの新たな試みだけでなく、キャストも杉野遥亮(27)や、板垣李光人(20)、山田裕貴(32)など女性に人気のある若手俳優が名を連ね、「新たな大河ドラマ」を意識した作りだと感じた視聴者も多かったようだ。

「今回、家康の幼少期の長い説明を飛ばしたのも、若年層の早期離脱を避け、家康を演じる松本さんのギャップでまずは押そうという印象を受けました。今のところ、全体的にコメディ教養ドラマに近いので、若い人は割と見やすかったのではないでしょうか?」(ドラマ制作会社関係者)

 大河ドラマといえば、紅白同様、「若年層をどれだけ新たに取り込めるか?」が課題だったといえるが、今回は若年層へのリーチを全面に押し出して来た印象だ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」