「どうする家康」喜ぶのは松潤ファンだけ? 紅白に続く“年配層切り捨て”で「どうなるNHK」
この初回放送を受け、24日で任期満了に伴い退任するNHKの前田晃伸会長は、最新技術「バーチャルプロダクション」を駆使した第1話目について、「新しい技術は立ち上がりはコストがかかるが、将来的には下がるので価値がある挑戦だと思う」と評価した。だが、ネットの反応では《CGの中の乗馬シーンは、動きが乗馬マシーンに乗ってるみたい》と、評価はイマイチだった。
CGの新たな試みだけでなく、キャストも杉野遥亮(27)や、板垣李光人(20)、山田裕貴(32)など女性に人気のある若手俳優が名を連ね、「新たな大河ドラマ」を意識した作りだと感じた視聴者も多かったようだ。
「今回、家康の幼少期の長い説明を飛ばしたのも、若年層の早期離脱を避け、家康を演じる松本さんのギャップでまずは押そうという印象を受けました。今のところ、全体的にコメディ教養ドラマに近いので、若い人は割と見やすかったのではないでしょうか?」(ドラマ制作会社関係者)
大河ドラマといえば、紅白同様、「若年層をどれだけ新たに取り込めるか?」が課題だったといえるが、今回は若年層へのリーチを全面に押し出して来た印象だ。