著者のコラム一覧
桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

冬ドラマで残念な「大病院占拠」櫻井翔と「6秒間の軌跡」本田翼…新境地開拓には実力不足

公開日: 更新日:

 今期の冬ドラマが出そろった。その中で、もったいないと思うドラマが2本ある。

 ひとつは櫻井翔主演「大病院占拠」(日本テレビ系、土曜午後10時)。日本が誇る大病院が突如、鬼の面をかぶった謎の武装軍団「百鬼夜行」に占拠されて櫻井演じる捜査官が人質を救うため犯人に立ち向かっていくストーリーで、24時間の事件を全10話で描く。

 テロリストは全員鬼の面をかぶり、エンディングでも名前にモザイクが入っているなど正体は明かさず。

 が、口元だけは出ていて、リーダーの青鬼が、どう見ても菊池風磨ではないかと早くもバレてしまったのはご愛嬌か。

 最近の考察ばやりで鬼グループの俳優予想は案の定過熱し、これも作り手の思うツボだろう。

 視聴者としてはハラハラドキドキ楽しいのだが、残念なのが主人公、武蔵三郎役の櫻井。正直、この手のアクションドラマには向いていない気がする。爆弾搭載のドローンに追いかけられているのに緊迫感はさほど感じられず。これが岡田准一だったらと、つい妄想してしまう。

 今でこそ高学歴のジャニーズは多いが、先鞭をつけたのは櫻井で、アイドルをやりながら慶大経済学部を卒業したのはすごい。キャスターやバラエティーのMCもこなし、ここ数年は日テレの選挙特番の顔でもある。これ以上何を求めるのか。櫻井には、彼しかできないことが山ほどあるのに。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  4. 4

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  5. 5

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  1. 6

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 7

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  3. 8

    フジ反町理氏ハラスメントが永田町に飛び火!取締役退任も政治家の事務所回るツラの皮と魂胆

  4. 9

    兵庫県・斎藤元彦知事を追い詰めるTBS「報道特集」本気ジャーナリズムの真骨頂

  5. 10

    今田美桜「あんぱん」に潜む危険な兆候…「花咲舞が黙ってない」の苦い教訓は生かされるか?

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  3. 3

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  4. 4

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  5. 5

    やなせたかしさん遺産を巡るナゾと驚きの金銭感覚…今田美桜主演のNHK朝ドラ「あんぱん」で注目

  1. 6

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  2. 7

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  3. 8

    今田美桜「あんぱん」に潜む危険な兆候…「花咲舞が黙ってない」の苦い教訓は生かされるか?

  4. 9

    “下半身醜聞”川﨑春花の「復帰戦」にスポンサーはノーサンキュー? 開幕からナゾの4大会連続欠場

  5. 10

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり