風俗嬢役で有村架純「ちひろさん」が大ヒット 今田美桜も挑戦…女優にとってメリットは?
2月23日に公開された有村架純(30)の主演映画「ちひろさん」が、世界同時配信中のNetflixの公式ウェブサイト「Top 10 on Netflix」(2月20~26日集計分)でトップに躍り出た。映画の公開前にNHK大河ドラマ「どうする家康」での献身的な瀬名役と、闇が見え隠れする元風俗嬢役の同時期放映に影響を懸念する声もあったが、「ちひろさん」は、「ミッション:インポッシブル」シリーズや橋本環奈(24)の「カラダ探し」などを抑えて見事国内初登場1位を獲得。更にデイリーランキングでは、台湾や香港でも配信数がトップに輝いた。台湾事情に詳しい映画関係者は次のように証言する。
「有村のルックスが“アジア人に好かれる顔立ち”というのもありますが、今回の最大のきっかけは、2021年7月に大ヒットした映画『花束みたいな恋をした』の影響が大きいと思います。『花束──』の公開以来、台湾の若者の間で有村は“理想のガールフレンド”として大人気なんです。そんな有村が約1年半後に“訳あり元風俗嬢”を演じたわけですから、そのギャップにファンたちは衝撃を受けたとともに、自分の目で確かめたいと思ったのではないでしょうか」
有村は公開初日の舞台挨拶で「ここまで近づけなかった、近づけさせてもらえなかった役どころは初めて」と話していた。どのようなプロセスを経て「ちひろさん」の出演オファーを受けたのかは定かではないが、この“風俗嬢”というキャラクターは今のエンタメ界ではトレンドだと言えるだろう。
そして今月17日には、唐田えりか(25)がデリヘル嬢を演じている映画「死体の人」も公開される。関係者が注目しているのは、唐田が女優としての本格復帰作品に風俗嬢役を選択したことだ。この背景についてベテラン芸能マネジャーはこう語る。