KAT-TUN中丸雄一がジャニーズ性加害問題に言及も "社会貢献"発言が事務所擁護ととられ火に油
「KAT-TUN」の中丸雄一(39)が、28日に情報番組「シューイチ」(日本テレビ系)に出演。ジャニーズ事務所の性加害問題を巡るコメントが、"的外れ"として火に油を注いでいる。
同事務所は26日に、性加害問題の対応として「心のケア相談窓口の開設」「外部専門家による再発防止特別チームの設置」「社外取締役」の3つの対策を発表。中丸は「これによって全てが補完されるわけではないだろうなと思いつつも、前進の1歩かなと感じています」とコメント。
これで終わっておけばよかったが、中丸は番組で同事務所に対し、「ここはいいなと思う所もあるわけですよ。社会に貢献する気持ちが強い会社だと思うんです」と、阪神淡路大震災での募金活動やコロナ禍での支援物資を例に挙げて"擁護"ともとれる発言に展開。もちろん、無言を貫く報道番組『news zero』(日本テレビ系)のキャスター・櫻井翔(41)に比べれば矢面に立った分、評価の声もあるが、性加害問題から論点をずらした発言に逆に視聴者の反感を買っている。
「中丸さんは、不自然な流れでジャニーズ事務所の良いところを語り始めたため、ネットでは『事務所に言わされた』『台本でしょう』『櫻井くんの盾にさせられた』などとツッコミが入っています。しかも、未成年への性加害が問題視されている会社を"社会貢献する会社"とアピールしたこともまずかった。また、ジャニーズ事務所はお年玉を経費に計上して東京国税局から4000万円の追徴課税されたり、お金に関する"マイナスイメージ"も抱えている。それなのに募金や支援物資の"美談"を語られて、世間知らずの印象を与えました。中丸さんにとっては、今回の対応がマイナスに働いています」(ジャニーズに詳しいライター)