ジャニーズ性加害問題「Jr.担当マネまで加担」の新事実 未成年へのハラスメント“見て見ぬふり”の罪
ジャニーズ事務所の創業者であるジャニー喜多川氏(故人)による性加害問題で新たな“加害者”の存在が明らかになった。ジャニー喜多川氏とは別に元マネジャー(X氏)がジャニーズJr.に性加害していたことを発売中の「週刊文春」で告白しているのだ。
現在50代のX氏は20歳でジャニーズ事務所に入社。1990年代前半~2000年ごろまで在籍し、Jr.担当マネジャーを務めている間、Jr.たちを誘い、口淫性交を6人くらいとしていたという。メンバー同士で性行為をしたという話を聞き「カッコイイ人は女性に追いかけられて大変だから、かえって男の人とのほうが楽なのかなとも思った」というのがきっかけで、ディズニーランドに行ったり、3000円、5000円といったお小遣いを渡したとも明かしている。当時20代で感覚的に近しいとも思っていたようだが、デビューもしていないJr.にとってはジャニー氏と同じ“絶対的なオトナ”であり権力者であるのは違いない。
■タレントばかりにしわ寄せの悲痛
また、ジャニー喜多川氏の自宅タワマンへの“Jr.送迎”に関しては日刊ゲンダイも報じているとおりだが、X氏はジャニー氏がお気に入りのJr.を宿泊させていたという全日空ホテルに送り届けていたことも認めている。“翌日にも仕事がある子を泊めるため”というのが本人の弁だが、Jr.のスケジュールを把握するX氏なら、予定のないメンバーが含まれていればわかるはずだろう。同志社女子大学教授(メディア論)の影山貴彦氏がこう言う。