ジャニーズ性加害問題「Jr.担当マネまで加担」の新事実 未成年へのハラスメント“見て見ぬふり”の罪

公開日: 更新日:

 ジャニーズ事務所の創業者であるジャニー喜多川氏(故人)による性加害問題で新たな“加害者”の存在が明らかになった。ジャニー喜多川氏とは別に元マネジャー(X氏)がジャニーズJr.に性加害していたことを発売中の「週刊文春」で告白しているのだ。

 現在50代のX氏は20歳でジャニーズ事務所に入社。1990年代前半~2000年ごろまで在籍し、Jr.担当マネジャーを務めている間、Jr.たちを誘い、口淫性交を6人くらいとしていたという。メンバー同士で性行為をしたという話を聞き「カッコイイ人は女性に追いかけられて大変だから、かえって男の人とのほうが楽なのかなとも思った」というのがきっかけで、ディズニーランドに行ったり、3000円、5000円といったお小遣いを渡したとも明かしている。当時20代で感覚的に近しいとも思っていたようだが、デビューもしていないJr.にとってはジャニー氏と同じ“絶対的なオトナ”であり権力者であるのは違いない。

■タレントばかりにしわ寄せの悲痛

 また、ジャニー喜多川氏の自宅タワマンへの“Jr.送迎”に関しては日刊ゲンダイも報じているとおりだが、X氏はジャニー氏がお気に入りのJr.を宿泊させていたという全日空ホテルに送り届けていたことも認めている。“翌日にも仕事がある子を泊めるため”というのが本人の弁だが、Jr.のスケジュールを把握するX氏なら、予定のないメンバーが含まれていればわかるはずだろう。同志社女子大学教授(メディア論)の影山貴彦氏がこう言う。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  2. 2

    桜井ユキ「しあわせは食べて寝て待て」《麦巻さん》《鈴さん》に次ぐ愛されキャラは44歳朝ドラ女優の《青葉さん》

  3. 3

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  4. 4

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  1. 6

    西内まりや→引退、永野芽郁→映画公開…「ニコラ」出身女優2人についた“不条理な格差”

  2. 7

    永野芽郁“二股不倫”疑惑でCM動画削除が加速…聞こえてきたスポンサー関係者の冷静すぎる「本音」

  3. 8

    佐々木朗希が患う「インピンジメント症候群」とは? 専門家は手術の可能性にまで言及

  4. 9

    綾瀬はるかは棚ぼた? 永野芽郁“失脚”でCM美女たちのポスト女王争奪戦が勃発

  5. 10

    江藤拓“年貢大臣”の永田町の評判はパワハラ気質の「困った人」…農水官僚に「このバカヤロー」と八つ当たり