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芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

奥田瑛二"稀代のプレイボーイ"が愛娘・安藤サクラのために体を張った「妻同伴のマスコミ対策」

公開日: 更新日:

 今、最も旬な父娘といえば奥田瑛二(73)と安藤サクラ(37)だろう。安藤は先月開催された「第76回カンヌ国際映画祭」に是枝裕和監督(61)の最新作「怪物」の主演女優として登場。同作は2日から日本で公開されて大きな注目を集めている。父の奥田も、4度目の出演になったNHK朝の連続テレビ小説「らんまん」で主人公が働く印刷工場主を情感たっぷりに演じ、円熟したいぶし銀の活躍が評判になっている。

 筆者は今から二十数年前、奥田から「直接会ってお話ししたいことがある」と連絡を受けたことがある。当時、女性誌の記者だった筆者は、“希代のプレーボーイ”と称されていた奥田の隠された女性関係を丹念に調べ上げ、彼の家族を裏切るような不貞について何度も記事にしていた。

 奥田からすると、そんな筆者は“天敵”のはずだが、なぜか「話し合いの席を設けてほしい」と求めてきた。通常、現場記者と取材対象のタレントが顔を合わせることは、トドメを刺す直撃取材の時以外はない。

 しかし、当時の担当編集デスクに「奥田側の切迫感がハンパないから……」と説得され、筆者も渋々同席することにし、数日後、指定された東京・銀座の某レストランの個室に出かけた。そこには奥田と、その隣に妻の安藤和津(75)がいて、夫の不倫に関する話題の席なのに、安藤が終始笑顔を絶やさずニコニコしていたことに驚いたことを鮮明に記憶している。

 そして奥田は、初対面にもかかわらず、当時取り組んでいたドラマの話や、筆者が好きだった映画の裏話、松田優作との“不仲”の理由について話してくれた。まるで何かのイベントの打ち上げパーティーのような和気あいあいとした雰囲気だった。

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