TBS役員待遇の安住紳一郎、ゆくゆくは社長? アナウンサーはTV局でどこまで出世できるか
TBSの安住紳一郎(49)はこの7月1日付で、テレビ総合編成本部アナウンスセンターの局長待遇エキスパート職から役員待遇エキスパート職に昇格、現役アナの“重役”はTBSでは初めてという。退社してフリーにさせないための引き留め策という解説もあるが、安住だって、本気で転職を考えていたら、肩書がひとつ上がったぐらいで思いとどまったりしないだろう。
「とにかく安住は働かされ過ぎなんですよ。月曜から木曜の早朝は『THE TIME,』、土曜夜は『情報7daysニュースキャスター』、日曜午前はラジオの『安住紳一郎の日曜天国』と、週6日も生放送があります。その間に『音楽の日』『日本レコード大賞』などの特番。働き方改革などまるで配慮されていない多忙さですが、いずれも安住でなければ成り立たないような番組です。TBSはこれに高給で報いたいが、さまざまな社内規定があって、一般社員では払いたくても払えない。しかし、役員報酬なら取締役会で自由に決めることができます。安住としても、もう上司のいない立場なので、今後の出演番組や出演スタイルを自分で決めることができてありがたい。佐々木卓TBS社長とは、数年前からいずれ役員にという約束になっていて、今回、それが果たされたということなのでしょう」(メディアアナリスト)