竜星涼は「VIVANT」で上書き成功…朝ドラのニーニー完全払拭、永山絢斗の代役「光る君へ」にも期待の声
俳優・竜星涼(30)への評価と期待が高まっている。竜星は、17日に最終回を迎えたTBS系日曜劇場「VIVANT」で警視庁公安部・外事第4課の新庄浩太郎役を演じたが、実はまさかのテロ組織「テント」の協力者・モニターだったことが最後に明かされ、最終回の盛り上げに一役買った。
竜星といえば、2022年前期のNHK朝の連続テレビ小説「ちむどんどん」で、 黒島結菜(26)演じるヒロイン・比嘉暢子(のぶこ)の兄、“ニーニー”こと比嘉賢秀を演じたが、クズと評されるほどの「ダメ男」役を演じたことも記憶に新しい。
そんなダメ男のニーニーのイメージが足を引っ張ったのか、竜星が主演を務めた今年1月期のフジテレビ系連ドラ『スタンドUPスタート』は、平均視聴率が3%台と伸び悩み、第10話で2%台を出してしまい悪目立ちした。そんな竜星に良い兆しが見え始めている。
■沢尻エリカの代役から大ブレークに至った川口春奈の例も
「『ちむどんどん』はやはり脚本に粗が目立ち、全体的な評価を下げていた印象です。あれだけニーニーが嫌われたのは、竜星さんの演技力が高いからだと評価する声も放送当時から上がっていました。183cmの高身長でスタイルも良いですが、二枚目から三枚目まできちんと演じられる振り幅もあり、《本来あんなに不評になるような俳優さんじゃないのに》と気の毒に思っている視聴者も多かったのではないでしょうか」(ドラマ制作関係者)