「BE:FIRST」Mステ初出演で“ジャニーズの圧力”が白日の下に…過去には沖田浩之、竹本孝之も出演できず
10月2日の記者会見で社名の変更などを発表する見通しのジャニーズ事務所は、1962年の設立以来、半世紀以上の間、日本の芸能界で築いてきた圧倒的地位を失おうとしている。創業者の故ジャニー喜多川氏(享年87)による数百人以上の元タレントの少年たちへの性加害は一気に広まり世界的関心事になったが、それだけではない。
男性アイドル市場を確立し、独占してきた同事務所の圧力やテレビ局などマスコミの忖度によって、他の芸能プロダクションに所属する未来ある音楽グループやタレントが、ことごとく活躍の機会が奪われてきた過去も明らかになりつつある。
先日、29日放送のテレビ朝日の看板音楽番組「ミュージックステーション」3時間スペシャルで、7人組ボーイズグループ「BE:FIRST」の出演が発表されたばかりだが、ジャニーズ事務所の横やりやテレ朝の忖度で、これまで同番組にジャニーズと競合するグループの出演が許されなかったことはつとに知られていた。テレビ業界では、ピンで活動する男性タレントが同様の目に遭っていたことは意外と知られていない。