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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

「きれいなお母さん」はお好き? ドラマで気を吐くアラサー、アラフォー女優たちの二刀流時代

公開日: 更新日:

 1990年代初期、松下電工(現パナソニック)は「きれいなおねえさんは、好きですか。」という刺激的なCMコピーを流した。

 美容家電を世に広める目的ながら男性も意識したものだった。“きれいなおねえさん”の初代を水野真紀が務め、松嶋菜々子中谷美紀らが引き継ぎ16年間にわたり多くの人に認知された。

 今のドラマ界に当てはめると「きれいなお母さんは、好きですか」が隠れたブーム。きれいなだけでなく実績も十分なお母さん女優がドラマ界を席巻している。50代にはレジェンド的な存在として松嶋菜々子、宮沢りえがいる。女優として脂の乗った40代の代表格が井川遥。今年も「罠の戦争」に続き今期の「下剋上球児」でも母親役でドラマの核になっている。

 井川は水着キャンペーンガール時代、「癒やし系グラドル」で人気を博し女優に転身。30歳でアパレル会社社長と結婚。セレブ夫人となった。その後、「ウイスキーが、お好きでしょ」が流れるバーのママのCMに出演。男性を魅了してハイボールブームの立役者になった。

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