NHK紅白に寺尾聰出場決定 代表曲「ルビーの指環」が世代を超えて愛される理由

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 大晦日のNHK紅白歌合戦に、特別企画「テレビが届けた名曲たち」で出場する寺尾聰(76)。宇野重吉を父に持つ名優だが、歌手としても逸話が多い。

 代表曲「ルビーの指環」は「ザ・ベストテン」で12週連続での1位を獲得。これは番組終了まで破られなかった不滅の記録で、同番組司会であった黒柳徹子(90)が今回ゲスト出演となり、中高年世代は黒柳との掛け合いもたのしみにしているのではないか。

「ルビー」は1981年2月に東芝EMIからリリースされた、寺尾の6枚目のシングルであった。アイドル全盛期の当時、レイバンのサングラス姿でニヒルに歌う、都会的で大人の世界をまとった寺尾は異彩を放っていた。そして「SHADOW CITY」「出航 SASURAI」と3曲同時にベストテン入りという快挙も成し遂げた。

「ベストテンでは、連続1位記録を伸ばすと記念品が贈呈されるのですが、寺尾さんの12週連続の際にはルビー色の特製ソファがスタジオに設置されたんです。たしかパンダの着ぐるみ姿の黒柳さんが祝福したと思います。女性アイドル歌手が大ヒット連発にあやかりたいと、カメラの回っていないときにこっそり座っていたものです」

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