江頭2:50は収録の休憩中「僕なんかがゲストですいません」と客席に頭を下げていた
江頭2:50の巻
上半身裸で黒いスパッツが舞台衣装。狂気をも感じさせる芸風で長年にわたって「嫌いな芸人」や「寝たくない男性芸能人」の上位を占める独特なキャラクター。それがいまやユーチューブの「エガちゃんねる」の登録者が400万人を超える人気者になりました。
みなさんもご存じのとおり、東日本大震災の際、単身2トントラックを運転して被災地へ救援物資を運んだ「行動力のある著名人」として一気に認知されたことが大きいと思います。
江頭くんとは20年以上前に一度だけトミーズの「はらぺこ亭」(関西テレビ)でゲストに来てもらっただけですが「誠実な人」という印象が残っています。
当時は何をするかわからない破天荒なイメージが強かったので、江頭くんがゲストに決まった時は「大丈夫か?」という声がスタッフ内でも上がりました。ところが、事前取材に赴いたスタッフが「大丈夫です! むちゃくちゃ礼儀正しいしっかりされた方ですから!」と力説していたことが印象的でした。
本番当日、楽屋入りした江頭くんはスタッフの言葉どおり、一人一人に「江頭です。今日はよろしくお願いします」と頭を下げて回り、打ち合わせでも「どこまでやって大丈夫でしょうか?」と放送コードをチェック。