著者のコラム一覧
ラサール石井タレント

1955年、大阪市出身。本名・石井章雄(いしい・あきお)。鹿児島ラ・サール高校から早大に進学。在学中に劇団テアトル・エコー養成所で一期下だった渡辺正行、小宮孝泰と共にコント赤信号を結成し、数多くのバラエティー番組に出演。またアニメの声優や舞台・演劇活動にも力を入れ、俳優としての出演に留まらず、脚本・演出も数多く手がけている。石井光三オフィス所属。

腹の立つことばかりだけれど…2024年こそ「生きづらい世の中を変える」年にしよう

公開日: 更新日:

 まあ、腹の立つことばかりで今年も暮れていく。2023年最後の記事ぐらいは笑顔にしたかったのだが、なかなかいいニュースがない。

 そこで、少し古い記事だが、以前から書きたかったいい話があるので今日はそれを紹介する。12月9日に公開されたドキュメンタリー映画「ヤジと民主主義」(現在も全国で上映中)の話だ。

 2019年7月に札幌で参議院選挙の応援演説にきた安倍晋三首相(当時・以下略)にヤジを飛ばすなどした男女が警察に排除された動画を覚えておられるだろうか。あの時はなんと理不尽な話だ、もうこんな時代になったのか、と憤りを禁じ得なかったものだ。

 この事件をHBC北海道放送が問題にし追及したTV番組があり、今回はその映画版である。男女2人の主な登場人物の一人が桃井希生さん(28)だ。桃井さんは安倍首相に向かって「増税反対」と声を上げた瞬間に警察官によって排除された。

 桃井さんは小学生時代に突然吃音症になり、人間関係に悩み「生きづらさ」を抱えていたという。それでも懸命に勉強して北海道大学に入ったのだが「生きる目的」を見失い休学した。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動