中川大志が吐露していた「結果が欲しい」の苦悩…「鎌倉殿」絶賛も「Eye Love You」では引き立て役
とはいえ、22年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で主要な御家人の畠山重忠役を演じ、北条義時を演じた主演の小栗旬と一騎打ちのシーンは、大河ドラマ史上に名を残す名シーンと視聴者から絶賛されていたにも関わらず、中川はなぜ、大ブレイクに至らないのか?
■auのCMシリーズ「意識高すぎ! 高杉くん」で人気に
「コメディーもシリアスも、どんな演技も安定してこなせるマルチプレイヤーすぎて、よく言えば優等生ですが、悪く言えば癖がなくて印象に残らないといったところでしょうか。イケメンで良い人ですが、『なんかつまらない』と言われてしまう男性の典型のようで、毒も闇もない好青年ぶりが、役の深みにもなり得る余白を生んでいない印象もあります」(ドラマ制作会社スタッフ)
確かに中川の演技は非の付け所がなく、それが俳優としての安定感への評価に繋がっているが、賛否が巻き起こらない演技は、印象に残りにくいという側面もあるのだろう。
ネットの声にあるように、今のところ中川ですぐに連想するのは、auのCMシリーズ「意識高すぎ! 高杉くん」の「ロン毛&メガネでいちいち細かすぎる細杉くん」くらい。パンチの効いた役と、特徴的な髪型のあのCMで中川を覚えたという人も多いようだ。