鈴木おさむ「離婚しない男」&宮藤官九郎「不適切」大ヒットの共通点 昭和のテレビ育ちなら分かる“肌感覚”
伊藤淳史(40)が主人公の“サレ男”、篠田麻里子(37)が“不倫妻”、小池徹平(38)がその不倫相手を演じる「離婚しない男―サレ男と悪嫁の騙し愛―」(テレビ朝日=土曜夜11時30分)。大竹玲二氏の人気漫画を原作にした《リコン・ブラックコメディ》は、第5話までの配信総再生数が「2000万回を突破」と話題をさらっている。
「脚本の鈴木おさむさんはこれまで2017年の『奪い愛、冬』、20年の『M 愛すべき人がいて』、21年の『殴り愛、炎』などテレ朝深夜枠で独特の“ドロキュンドラマ”を展開してきましたが、引退前の最後となる脚本作で大暴れ。時代的にも内容的にも好き嫌いははっきり分かれますが、きちんと結果を出すのはさすがです」(広告代理店関係者)
初回から篠田と小池の過剰な不倫シーンに《地上波でここまでやるのか》《マリコ様のリアルが頭に浮かんでエロすぎる》などとネット上は大盛り上がり。ただ一方で、《オヤジが喜んで見るのを誘うだけでドラマとしては薄っぺら》《これは原作の改変として問題なのでは?》なんて厳しい意見も多い。