真田広之「SHOGUN 将軍」が世界同時配信…二階堂ふみも驚いた日米撮影現場の“彼我の差”
■旧態依然の映画界
このほど凖強姦容疑で逮捕された映画監督の榊英雄(53)はオーディション名目で女性を呼び出し、カメラテストなどと言って、性行為を強要していたとされる。
「そんな監督はどこにもいませんし、そもそも監督も俳優も対等で、年齢や先輩後輩といった上下関係もない。新人でも普通に意見交換していますし、それが良ければ、すぐに採用されたりする。そんな環境を見て、二階堂さんら、日本からの出演者たちはさぞや驚いたのでしょうね」と続けた。
たとえエキストラでも日当5万円が支払われたりして、無償か、支払われても5000円程度という日本とはここでも大違い。エージェント制は年齢も不問、キャスティングも広くオーディションで決まるから、旧ジャニーズ事務所がよくやっていたような、バーターで演技経験もないような新人が押し込まれる場面も見ないで済む。それらが普通でも、日本でそうした劣悪現場ばかりの俳優にしてみれば「それでいいんだ」と膝を打ち、同時に「日本が異常なんだ」と改めて気づくことになったのだろう。