旧ジャニーズ性加害の遅々とする補償…ジャニー喜多川氏“J-POPの捕食者”放送から1年、CM減少の打撃もわずか

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 テレビも、NHKが旧ジャニーズ事務所のタレントのレギュラー番組8本を3月いっぱいで終了するのに続き、フジテレビが同タレントの冠番組2本を含め4本のバラエティ番組を終了するが、ドラマに関しては旧ジャニーズ依存は変わらない。

「CMが9本から6本に減ったキムタクは、テレビ朝日系の4月期のドラマ『Believeー君にかける橋ー』の主演が決定している。このドラマは、誤認逮捕されたキムタク演じる主人公が冤罪を晴らすために脱獄するストーリーで、彼のために書き下ろした作品とのことですが、1960年代に全米で放送されたデビッド・ジャンセンのドラマ『逃亡者』をトレースしたのではと放送前から言われてます。これまでさまざまな役を演じてきましたが、キムタク神話はこのところほころび始めているので、視聴率や見逃し配信の数字が今から注目されています」(ドラマ制作関係者)

 一方、旧ジャニーズ事務所のタレントの受け皿となる新会社「STARTO ENTERTAINMENT」は4月、5月に12グループが参加する初のドームライブを開催する。

「人気グループの12グループ参加するので興行的には成功すると思いますが、旧ジャニーズ事務所のバックアップがあってのこと。今後のタレントのマネジメント力については、社長に就任した福田淳氏の力は未知数です」(前出・芸能ライター)

 ジャニー喜多川氏の性加害問題がクローズアップされてから1年。未だ何も解決していないといっていいだろう。

(本多圭/芸能ライター)

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