岡田将生「ふてほど」で見せた予測できない演技の幅…次の朝ドラは「狂気の青年」か「残念なイケメン」か
「岡田さんも、脚本を読んだ時点でそういった声が出るだろうことは予測しているはず。どうしても子役の存在が印象に残る物語の流れとなってますから。でも、そもそも岡田さんって決して主役じゃないことにこだわる俳優さんではないように思えます。むしろ《とにかくいろんな役を演じたい》と考える俳優さんに思えるので、そんな評価はまったく気にしないのでは」(前出のエリザベス松本氏)
「ふてほど」のゲスト出演には、岡田本人が同作の脚本家である宮藤官九郎に「ワンシーンだけでも出させていただけないでしょうか」と熱望。出演が実現したという経緯がある。
「《やりたいと思う役をやる》という信条のようなものがしっかりとある俳優さんかと思います。2021年の映画『ドライブ・マイ・カー』の高槻役もそうでしたが、笑顔の下に狂気を含む表現が実にうまいんですよね。『ふてほど』のナオキ役のような《どこか残念なイケメン》と、東役のような《どこか狂気を秘めた青年》、両方にハマる。《日本を代表するいい役者になったなあ》と感じます」(映画サイト編集者)
岡田は4月にスタートする伊藤沙莉(29)主演のNHK朝ドラ「虎に翼」に裁判官・星航一役で出演することが決まっている。次の岡田は狂気か、残念か。はたまたまったく違う顔を見せてくれるのか。後半からの出演となるそうだが、待ちきれない。