岡田将生「ふてほど」で見せた予測できない演技の幅…次の朝ドラは「狂気の青年」か「残念なイケメン」か

公開日: 更新日:

「岡田さんも、脚本を読んだ時点でそういった声が出るだろうことは予測しているはず。どうしても子役の存在が印象に残る物語の流れとなってますから。でも、そもそも岡田さんって決して主役じゃないことにこだわる俳優さんではないように思えます。むしろ《とにかくいろんな役を演じたい》と考える俳優さんに思えるので、そんな評価はまったく気にしないのでは」(前出のエリザベス松本氏)

ふてほど」のゲスト出演には、岡田本人が同作の脚本家である宮藤官九郎に「ワンシーンだけでも出させていただけないでしょうか」と熱望。出演が実現したという経緯がある。

「《やりたいと思う役をやる》という信条のようなものがしっかりとある俳優さんかと思います。2021年の映画『ドライブ・マイ・カー』の高槻役もそうでしたが、笑顔の下に狂気を含む表現が実にうまいんですよね。『ふてほど』のナオキ役のような《どこか残念なイケメン》と、東役のような《どこか狂気を秘めた青年》、両方にハマる。《日本を代表するいい役者になったなあ》と感じます」(映画サイト編集者)

 岡田は4月にスタートする伊藤沙莉(29)主演のNHK朝ドラ「虎に翼」に裁判官・星航一役で出演することが決まっている。次の岡田は狂気か、残念か。はたまたまったく違う顔を見せてくれるのか。後半からの出演となるそうだが、待ちきれない。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    伊藤美誠がパリ五輪シングルス代表絶望で号泣…中国も恐れた「大魔王」はなぜ転落したのか

  2. 2

    フワちゃん「やす子いじめ」で性格の悪さ露呈…“篠原ともえ級”キャラ変しか生き残る道なし?

  3. 3

    フワちゃん暴言→謝罪は何が問題だったのか? 大炎上の鎮火方法は1つだけ…識者が見解

  4. 4

    指原莉乃に囁かれる“賞味期限”と後輩の猛追 残るレギュラー3本も黄信号の崖っぷち!

  5. 5

    人気絶頂フワちゃんが突如フルボッコ状態…ベタ褒め芸風「タメ口」への嫌悪感が一気に噴出

  1. 6

    フワちゃん暴言で《さっしー》がトレンド入り…裏垢疑惑で指原莉乃、アンミカ、青山テルマ"親友"たちも戦々恐々

  2. 7

    セ・リーグ本塁打王の大本命は誰?ヤクルト村上宗隆でも、巨人岡本和真でもない「第3の男」

  3. 8

    フワちゃん引退危機? やす子「とっても悲しい」投稿でファンも《フォロー外す》とドン引き

  4. 9

    甲子園初戦全カード勝敗予想!吉田輝星の弟を擁する金足農、センバツVエース離脱の健大高崎は?

  5. 10

    アンミカはなぜ嫌われる? SmartFLASH調査の「女性が嫌いなコメンテーター」で堂々1位