ブラマヨ小杉竜一も小学生時代に受けていた…芸能人が「いじめ体験」を告白する意義
「自分だけじゃないんだ」
斉藤は「もし、人を傷つけている人がいるなら絶対にやめてほしい。その人は一瞬で忘れるかもしれないけど、いじめられている側は一生忘れない。僕は一生恨んでいます」とその講演会で結んでいるが、スクールカウンセラーを務めるある臨床心理士はこう話す。
「小杉さんのように、いじめを受けても親や先生にも言えず、ひとりで抱えこんでいる子供は本当に多いです。いじめに悩んでいる子にとって、芸能人のいじめ克服体験を見聞きすることは“自分だけじゃないんだ”と思えるし、“状況は必ず変わる”という希望を見いだすきっかけになる可能性もあります。あわせて誰か信頼できる人に話をして、受けとめてもらうことの大切さも伝えて欲しいですね」
いじめを克服して活躍する芸能人の姿は、いじめられている子供たちへの大きなエールになる。