著者のコラム一覧
芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

永野芽郁も小芝風花も本田翼も撃沈…“女優キラー”高橋文哉とドラマ共演する関水渚は大丈夫?

公開日: 更新日:

 "永野芽郁(24)の2年振り主演作品"として期待された映画『からかい上手の高木さん』(東宝)が、前評判を覆して大苦戦を強いられている。シリーズ累計発行部数1200万部を突破した人気漫画を原作に、ラブコメディーに強い永野が主演ということで、関係者の間では大ヒットが期待されていた。

 ところが、公開日(5月31日)から3日間の観客動員数は約12万9000人、興行収入は約1億6600万円。筆者の試算によると最終興収は4億円超で着地しそうだ。

 さらにこの作品を深堀りしてみると、2022年6月に公開されたアニメ版としての同作品の展開が、今回の実写版と非常に酷似していることがわかった。アニメ版の公開3日間の観客動員数は約10万2000人、興収は約1億4000万円。つまり、原作漫画のファンが実写版も観るために映画館に足を運んでいる構図が浮かび上がる。厳しい言い方をすれば、期待された"永野芽郁の2年ぶりの主演効果"は、わずか2000万円程度だったということにもなる。

 もっとも、すべてを永野のせいにするにはあまりに酷な話で、作品を別のアングルから冷静に分析すると全く異なる"不振の理由"が見えてくる。今作で永野の相手役を務めた高橋文哉(23)が、"とにかく数字を持っていない俳優"であるという現実だ。ここ数年の高橋の出演作品を振り返ってみよう。

 分かりやすいのは、"女優・本田翼(31)の勝負作"であり、劇中に登場する高橋がリーダーの7人組ボーイズグループ『8LOOM』が期間限定でそのままアーティスト・デビューも果した話題作品『君の花になる』(2022年10月期放送、TBS系)だろう。CMやモデルとしては大人気の本田翼の、女優のイメージも挽回する期待された『きみ花』だったが、平均視聴率は5%台前半で終わってしまった。この作品に番手で出演していたのが髙橋である。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」