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高倉文紀美少女・女優評論家

札幌市生まれ。女優評論家。Webサイト「タレントパワーランキング」(アーキテクト=https://tpranking.com/)、雑誌「日経エンタテインメント!」(日経BP社)などで女優や女性アイドルなどの取材・分析を手がける。映画パンフレット、芸能プロダクション・企業向け分析リポートの執筆も担当。note個人クリエーターページ(https://note.com/tokyodiorama/)。

松本穂香の演技には心地よいテンポがあり「翻弄される役」や「戸惑いの表情」がハマる

公開日: 更新日:

「嘘解きレトリック」(フジテレビ系)

 月9といえば、フジテレビドラマの旗艦枠ともいうべき連ドラ枠。1990年代には「東京ラブストーリー」「101回目のプロポーズ」「ロングバケーション」などのヒット作を生んだ。

 今年に入って永野芽郁、広瀬アリス目黒蓮と3クール連続で月9初主演の俳優を起用して、「新しい月9」への挑戦を感じさせる。そして、秋も月9初主演となる鈴鹿央士松本穂香のダブル主演による「嘘解きレトリック」(10月7日スタート/毎週月曜21時~)が放送。

 原作は都戸利津の人気少女漫画で、松本はウソを聞き分ける能力を持った探偵事務所助手・浦部鹿乃子を演じる。

 松本穂香は1997年2月5日生まれ、大阪府出身。彼女が生まれた2日前には月9で和久井映見主演の「バージンロード」第5話が放送。ちなみに、このドラマで主人公の幼少期を演じたのは子役時代の大島優子だった。

 時は流れて、その約20年後、松本穂香は2017年のNHK朝ドラ「ひよっこ」で活躍。2018年にはオーディションで選ばれTBS系日曜劇場「この世界の片隅に」で主演した(松坂桃李とダブル主演)。

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