小栗旬が俳優&事務所2代目社長の「二刀流」で狙う芸能界の“構造改革”

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 トライストーンが10年から継続しているのが、次世代の俳優を発掘・指導する養成システム「TSAL」(トライストーン・アクティングラボ)。今年も、春期に続いて秋期のレッスン生が入った。そんななか、過去最大級となるのが8月に発表した俳優オーディション「TREASURE HUNTING~あなたの才能を探す冒険に出かけよう~」。ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)、東宝、ソニー・ミュージックエンタテインメントとの4社による合体オーディションで、大手テーマパークが芸能プロダクションと合体するのは異例。世界で通用する俳優の発掘と育成に本腰を入れた格好だ。

 すでに2次審査(対面審査)まで終了。最終審査は来年2月1日にUSJ特設会場で行われる。グランプリはトライストーンと専属契約を、準グランプリはソニー・ミュージックと育成契約を結ぶことが確約されている。

■訳ありの伊藤健太郎も獲得

 元来の俳優オーディションと大きく異なるのは、米国ニューヨークを本拠地とするメディア・エンターテインメントグループ会社「NBCユニバーサル」の傘下に収まっている点だ。これは、小栗の積年の夢と符合している。

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