小栗旬トライストーン社長就任のウラ事情…日本初「俳優組合」結成の実現度
俳優の小栗旬(40)が日本芸能界の注目を集めている。そもそもの始まりは、先ごろ公表された小栗のポジション。所属する芸能事務所「トライストーン・エンタテイメント」の代表取締役社長に就任し、今後は俳優と社長業の“二刀流”を使いこなすことになる。ここまでならよくある話だが……小栗は芸能人の誰もが成し遂げられなかったあるビッグプロジェクトの実現に向け歩み始めているという。それは「労働組合」の結成だ。さる芸能プロ関係者はこう話す。
「日本の芸能界にはまだ俳優の権利を守るための組合が存在しない。小栗は十数年以上も前からこの構想を考えていた。俳優業をしながら事務所の社長に就任したのもこの夢を実現させるためです」
■日俳連はスト権を持たず…
そもそも日本には俳優の西田敏行(75)が理事長を務め組合員約3000人弱を擁する協同組合「日本俳優連合(日俳連)」が存在している。ところが、団体交渉権や協約締結権は有しているものの組合にとっての伝家の宝刀といわれるスト権を持っていない。