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桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

中居正広問題「世紀の会見」のどっちらけ…フジテレビ醜聞の数々を思い出した

公開日: 更新日:

大多亮社長にも不倫疑惑が…

 下半身スキャンダルも山ほどある。今回の騒動ではオープンな形で関西テレビの大多亮社長が会見を行ったが、大多社長はフジテレビ時代、トレンディードラマで名を馳せ、鈴木保奈美との不倫疑惑が取り沙汰された。渡辺和洋の「あげちん不倫」や秋元優里の「竹林不倫」、「ユアタイム」で共演していた野島卓とタレントの市川紗耶(現・紗椰)の「半同棲熱愛」などなど。

 スキャンダルのネタは尽きない。これまで枚挙にいとまがないほど世間を騒がせてきたのがフジテレビだ。会見で何度か「企業風土」という言葉が出てきた。こと男女のスキャンダルに限れば大多社長と女優との不倫を局が見て見ぬふりをしていたことなどはまさに企業風土そのものという気がしなくもない。そういうことがOKだから、女子アナによる性接待などといわれても、違和感を感じないのだと思う。

 そんなことを考えたのは「女性セブン」や「週刊文春」の記事を読んでただ糾弾したいだけとしか思えない質問が多かったからだ。「池に落ちた犬は棒で叩け」的で、会見が10時間にも及んでも中身がなかったという印象を多くの視聴者が持ったのも事実。フジテレビもフジテレビだけど、記者たちも何とかならないかという世紀の会見だった。

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