宮地真緒さん 20代の“暗い酒”を吹っ切り“ハッピーな酒”に

公開日: 更新日:

 普段はハッピーなお酒なんですよ! 暗いお酒は飲まないよう心がけてもいますから。というのは、26、27歳のころの経験があるからです。18歳で故郷・淡路島を出て女優をやっているけれど、不安定な仕事で10年後はどうなるかわからない。結婚するのかしないのか、子供を産むのか産まないのかとか悩んで。両親からは友だちは会社を辞めて地元に戻ったとか、結婚したという話を聞くようになって、「○○ちゃんはこの間、里帰り出産したわよ。おまえはしないの?」って言われて劣等感を抱いちゃったり。

 でも、それをうまく言葉にすることもできないし、漠然とした不安にも襲われていた。仕事も結婚も出産も自分一人で決めてできることではありませんし、かといってだれにも相談できず、一人で部屋で飲んでは落ち込んでいました。このころはまだお酒の味とか飲み方もわからなくて、簡単に酔えるものと思ってスーパーで麦焼酎「いいちこ」の大きいパックを買ってきて、緑茶とかで割って飲んでいました。

 でも、考えても仕方がない、このままいけるところまでいってみようって吹っ切れたら、すごく楽になってつらい酒はやめようと決心できたし、部屋で一人で飲むのもやめました。アルコール依存症とかうつ病にならなくてよかったと思います。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」