擁護なし…“闇営業問題”発端のカラテカ入江は本当に悪人か

公開日: 更新日:

 テレビのバラエティーでお馴染みのお笑いタレントが、振り込め詐欺グループの忘年会に出席し、盛り上げていた。その動画がネットやテレビで流されると、あっという間に騒動へとなっていった。

 この仕事を受け、芸人仲間に仲介したと報じられたカラテカ入江慎也(42)について吉本興業は契約解消を発表、即刻クビにした。その後ギャラや待遇をめぐる内紛や社長のグダグダ会見で吉本は大揺れだったが、それが収束に向かうと、入江の逆襲が伝えられた。反社会的勢力との「関係」を報じたメディアに対して、法的措置の準備を進めているというのである。

「その会が、詐欺グループの忘年会であるとは本当に知りませんでした」

 そう入江は当初から主張していた。闇営業の芸人たちを吉本が謹慎解除するなか、入江の無念さはひとしおで、吉本へも何らかのアクションを起こすのではないか。

 というのも、本当に、闇営業の相手が反社会的勢力だと知らなかった。そう相手がにおわせたり、言ったりしていたとしても、右から左で、気にしてはいなかった可能性があるのだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」