大麻所持のラッパー「ベル」とポスター詐欺のぱんちゃん璃奈…「ブレイキングダウン」関係者逮捕の必然

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■格闘技のスキルよりキャラ重視

 本戦に出場していないベルはもとより、定期的に出演していたぱんちゃんの逮捕も、大会運営に影響を及ぼさないようだ。

「ブレイキングダウンはあえてキャラクターの濃い、悪目立ちする人間をオーディションから本戦に上げる傾向にあり、まさに悪名は無名に勝る状態です。素人でも負傷するリスクが少ない1分1ラウンド形式のため、格闘家としての強さやスキルは二の次。キャラ重視でここからブレイクする素人がたくさん出ているので、今やオーディションには何千人もの応募があり、人気はバブル状態。こうしたトラブルや炎上も大会を盛り上がるエッセンスと言えなくないでしょう」(前出・格闘技ライター)

 そのため、ブレイキングダウンにさまざまな苦言を呈する本職の格闘家が後を絶たないが、勝てば官軍、この危うさが多くの支持を集めている要因といえそうだ。

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