本格シーズンはすぐ 花粉症は自覚症状が出る前に「目薬」を

公開日: 更新日:

 そもそも花粉症による目のかゆみを止めるには2つの手法がある。
 ひとつはヒスタミンブロッカー。肥満細胞などに貯蔵されているヒスタミンが遊離、体のさまざまな部分にアレルギー症状を起こす前に、ヒスタミンをブロックする方法。
 もうひとつはアレルギーに関連する化学伝達物質の遊離・放出を抑制する方法だ。

 その両方の働きをするとして登場したのが参天製薬の「アレジオン」だ。
「眼科専門医の間で話題ではありますが、値段が高いという難点があります。ですから、それぞれの作用を持った2種類の目薬を使うという方法もあります」(都内の別の眼科専門医)

 また、目薬は酸性とアルカリ性の強さを示すpH(0~14)が7に近いほど、花粉が涙の中に入ったときにハッチアウトされにくい。
 目薬のpH表示にも気をつけよう。

 すでにかゆみが出た人はどうすればいいのか?
「フルメトロンやリンデロンといったステロイド入りの点眼薬を併用すれば、とりあえずのかゆみは止められます。ただし、眼圧が高くなりやすいので白内障緑内障の人は注意が必要です」(清澤院長)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    眞子さん極秘出産で小室圭さんついにパパに…秋篠宮ご夫妻に初孫誕生で注目される「第一子の性別」

  2. 2

    芳根京子“1人勝ち”ムード…昭和新婚ラブコメ『めおと日和』大絶賛の裏に芸能界スキャンダル続きへのウンザリ感

  3. 3

    大リストラの日産自動車に社外取締役8人が「居座り」の仰天…責任問う大合唱が止まらない

  4. 4

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

  5. 5

    長澤まさみの身長は本当に公称の「169センチ」か? 映画「海街diary」の写真で検証

  1. 6

    僕の理想の指導者は岡田彰布さん…「野村監督になんと言われようと絶対に一軍に上げたる!」

  2. 7

    永野芽郁は映画「かくかくしかじか」に続きNHK大河「豊臣兄弟!」に強行出演へ

  3. 8

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  4. 9

    “虫の王国”夢洲の生態系を大阪万博が破壊した…蚊に似たユスリカ大量発生の理由

  5. 10

    関西の無名大学が快進撃! 10年で「定員390人→1400人超」と規模拡大のワケ