血圧、血糖、尿酸値…健康診断の数値を2週間で下げるコツ

公開日: 更新日:

 佐藤氏のアドバイスでインスタント味噌汁、乾燥ワカメ、乾燥野菜を会社の机に常備し、昼食の最初に食べるようにした男性は、食事量は減らさずに月1キロ、年間13キロの減量に成功。

「朝食抜きは、昼食に揚げ物などの高カロリーのものを欲するようになります。バナナと牛乳なら手軽に朝食を取れます」

■高血圧

「いつもの癖で」による塩分取り過ぎを改める。

「たとえば、刺し身は端の方に醤油を少しつけ、醤油がついた面を舌に置いて食べる。唐辛子やレモンを活用すると薄味でも物足りなさを感じません」

 塩分を排出するカリウム摂取も有効だ。肥満の項で挙げた「野菜たっぷり味噌汁」にはカリウムも豊富に含まれている。

「血圧を正常に保つ働きが期待できるペプチドやカルシウムも積極的に取る。ペプチド供給源の鰹節はパック入りのものを常備するといい」

■高血糖

糖質の減らし過ぎは、栄養バランスが崩れて逆効果。お茶碗軽く1杯分くらいのご飯の糖質は毎食取った方がいい。また、ビタミンB1が不足すると糖質のエネルギー代謝が滞り、高血糖の原因にもなります。ビタミンB1補給には、ガーリックたっぷりのポークソテーがお勧めです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド