指の毛も大事、角質は落とす…冬が危ない“足トラブル”対策
セルフチェックの方法は、足の甲の血管を触ってみること。「ドクドクと脈を打っていなければ、相当血流が悪くなっている。足の指に毛が生えていないのも、指先に血液や栄養が行き届いていない証拠」だそうだ。
■重曹を使って古い角質落とし
冬になると乾燥して足のカカトがひび割れる。血がにじみ、痛がゆくて我慢できないと悩む人も。
「加齢とともに肌の水分保持力は落ちるので、ひび割れに悩む中高年世代は多いですね。特に糖尿病の人は要注意です。糖尿病を患っていると、合併症の神経障害により痛みを感じにくくなるので、ひび割れを悪化させやすい。抵抗力も落ちているので、ひび割れから感染症を引き起こしやすく、最悪はやはり足が腐って切断というケースです」
対処法は、とにかくひび割れた古い角質をとって、新陳代謝を促すこと。
専門医に行けば角質をとる塗り薬を処方してもらえるが、家庭で独自に行いたい場合は、バスタブやバケツに湯をはり、重曹をスプーン1杯(約10グラム)入れ、15分ほど足をつけると、古い角質がとれ、ツルツルの健康的な肌がよみがえるという。