飲み方と食べ方にコツ 忘年会の“血糖値スパイク”こう防ぐ
動脈硬化は血管の老化だ。それが進むというのは、それだけ早く老けることでもある。
「動脈は心臓から送り出される血液とともに、酸素や栄養を全身に運ぶパイプの役割を担っています。しかも、動脈自ら収縮や弛緩することで、血液がスムーズに流れるよう手助けをしています。ところが、動脈の弾力性が失われ、血管内が狭くなると血液が流れにくくなり、全身の細胞が酸素不足・栄養不足となって衰えていくのです」
■いかに糖質をゆっくり少しずつ腸に入れるか
では、忘年会ではどんなことに気をつければいいのか?
「お酒はできたらワインや焼酎を選びましょう。血糖値を下げてくれます。日本酒や紹興酒などには糖質が含まれているので極力控えましょう。危険なのはジュースなどで割ったサワーやカクテル。糖分が多く、避けた方が無難です」
お酒を飲み過ぎると、肝臓に脂肪がたまり、インスリンの効き目が悪くなる。結果、血糖値スパイクにつながる。
おつまみは、おかきやチーズ類などは血糖を上げるが、食べ物で特に気をつけたいのが、お好み焼き。特に専用ソースには糖質が多く入っている。頭に入れておこう。