薬剤師と医師が推奨 二日酔い封じる2つの漢方薬の効果

公開日: 更新日:

「胃腸が荒れて粘膜からの出血があると、アルコールの吸収が早まります。黄連解毒湯は止血作用もあり、アルコールから胃腸を保護する働きもあるので、宴会前に2包ほど飲んでおくといいでしょう。水ではなく白湯で飲むのがお勧めです」

 胃腸の調子が良くないときは「六君子湯」と「平胃散」、なんとなく疲れが取れない、といった時は「補中益気湯」も役に立つ。

 もっとも、年末年始は宴会による暴飲暴食だけでなく、仕事の追い込みで体力も気力も低下しやすい。加藤医師は漢方薬に頼るだけではなく、体を温めることを勧める。

「風呂にゆっくりつかること。昨今はシャワーだけだと皮膚循環は良くならず、免疫力が低下します」(加藤医師)

 入浴する際も当帰、浜防風といった生薬が入った入浴剤を使うと体が温まりやすくなるという。これまでに二日酔い対策のドリンク剤や錠剤を散々試して、どれもしっくりこなかった人は、漢方に挑戦してもいいかもしれない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  2. 2

    清原果耶ついにスランプ脱出なるか? 坂口健太郎と“TBS火10”で再タッグ、「おかえりモネ」以来の共演に期待

  3. 3

    だから桑田真澄さんは伝説的な存在だった。PL学園の野球部員は授業中に寝るはずなのに…

  4. 4

    PL学園で僕が直面した壮絶すぎる「鉄の掟」…部屋では常に正座で笑顔も禁止、身も心も休まらず

  5. 5

    「ニュース7」畠山衣美アナに既婚者"略奪不倫"報道…NHKはなぜ不倫スキャンダルが多いのか

  1. 6

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 7

    フジ火9「人事の人見」は大ブーメラン?地上波単独初主演Travis Japan松田元太の“黒歴史”になる恐れ

  3. 8

    ドジャース大谷 今季中の投手復帰は「幻」の気配…ブルペン調整が遅々として進まない本当の理由

  4. 9

    打撃絶不調・坂本勇人を「魚雷バット」が救う? 恩師の巨人元打撃コーチが重症度、治療法を指摘

  5. 10

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した