運動習慣がない人が始めるべきは“ケガ軽減”エクササイズ

公開日: 更新日:

■ポイントは3つ

 では、運動する前に何から始めればいいのか?

 早川さんによれば、ポイントは「失った背骨のしなやかさを取り戻す」「筋力の制限を改善する」「もともと持っている筋肉がしっかり働くようにする」の3点。これらを押さえたエクササイズがある。

①背筋を伸ばし、両手を上げて頭の後ろで交差し、細く長くなるイメージで真上に伸びる。7秒間×3回。

②右手を上げ、背骨が弧を描くイメージで左側に倒し、右の脇腹を伸ばす。しっかり伸ばしたところで7秒間キープ。反対側も同じようにする。

③イスに浅めに座り、手を前に出し、両方の手を内側にねじり、背中をしっかり丸める。息を吐きながら、手と背中が遠くなるイメージで7秒間キープ(写真A)。その後、息を吸いながら手のひらを上に向けて肘を引き、背中を反らせて7秒間キープ。

④イスに座り、右足を上にして足を組む。体を右側にねじって7秒間キープ。猫背にならないように、呼吸を止めないように行う(写真B)。足を組み替えて同じようにする。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド