表情乏しい人が満面の笑み 旅行に行き“ミラクル”起こそう

公開日: 更新日:

 夫は「おいしい」と満足げな表情。台湾では飲茶をはじめ、いずれの中華料理店でも旺盛な食欲を見せ、大きな春巻きもバリバリバリッといい音をさせて平らげた。

「『主人はどうせ食べられないから。残したものを食べよう』と取り皿に料理を取っても、主人がきれいに食べてしまい、私はほとんど食べられませんでした。夫のためのバナナを私が食べていたくらい」(Nさん)

 旅行から帰った後も、「食べる力」は継続。疥癬ダニに感染する前の食欲を取り戻した。

「みんなが笑顔の旅行先では、楽しい空気が伝わり食欲だって湧く。Nさんのご主人の件は、決してレアケースではありません」(丸尾さん)

 ミラクルはNさんに限らず、関節痛で歩くのにも苦労していた人がスタスタ観光地を巡ったり、表情が乏しくなっていた認知症女性が満面の笑みを見せたりもした。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    メッキ剥がれた石丸旋風…「女こども」発言に批判殺到!選挙中に実像を封印した大手メディアの罪

  2. 2

    一門親方衆が口を揃える大の里の“問題” 「まずは稽古」「そのためにも稽古」「まだまだ足りない稽古」

  3. 3

    都知事選敗北の蓮舫氏が苦しい胸中を吐露 「水に落ちた犬は打て」とばかり叩くテレビ報道の醜悪

  4. 4

    東国原英夫氏は大絶賛から手のひら返し…石丸伸二氏"バッシング"を安芸高田市長時代からの支持者はどう見る?

  5. 5

    都知事選落選の蓮舫氏を「集団いじめ」…TVメディアの執拗なバッシングはいつまで続く

  1. 6

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 7

    都知事選2位の石丸伸二氏に熱狂する若者たちの姿。学ばないなあ、我々は…

  3. 8

    ソフトバンク「格差トレード」断行の真意 高卒ドラ3を放出、29歳育成選手を獲ったワケ

  4. 9

    “卓球の女王”石川佳純をどう育てたのか…父親の公久さん「怒ったことは一度もありません」

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方