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青島周一勤務薬剤師/「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰

2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

禁煙ポスターはむしろ逆効果? 青少年は喫煙意識が高くなる

公開日: 更新日:

 441人の青少年を対象にしたこの研究では、本物そっくりの疑似コンビニエンスストアを設置し、店内に禁煙啓発ポスターを掲示しました。そして、来店した青少年の喫煙に対する意欲への影響について調査しています。

 その結果、もともと喫煙に興味を示さなかった人では喫煙意識に変化は見られませんでしたが、以前から喫煙に興味を持っていた青少年では喫煙を始めたいという意識が統計学的にも有意に高まることが示されました。禁煙啓発ポスターの掲示は、その内容や掲示場所についてやや慎重に検討すべきかもしれません。

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