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永田宏長浜バイオ大学コンピュータバイオサイエンス学科教授

筑波大理工学研究科修士課程修了。オリンパス光学工業、KDDI研究所、タケダライフサイエンスリサーチセンター客員研究員、鈴鹿医療科学大学医用工学部教授を歴任。オープンデータを利用して、医療介護政策の分析や、医療資源の分布等に関する研究、国民の消費動向からみた健康と疾病予防の解析などを行っている。「血液型 で分かるなりやすい病気なりにくい病気」など著書多数。

万一の備えの保険よりも…病気予防にお金をかける時代へ

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 あなたはスマホやパソコンのテレビ電話を使ったことがありますか。Skypeなど無料のテレビ電話アプリを使うと、海外の相手でも実質無料で顔を見ながら会話ができます。

 使う機会がない、あるいは自分には難しいと思っている人もいるかもしれません。しかしデジタルヘルスで健康の自己管理をやろうとすると、どうしても必要なスキルのひとつになってきます。

 皆さんの中には、アップルウオッチやフィットビットなどの活動量計を買った人がいるはず。腕に巻いて、歩数や消費カロリーを計測する、あれです。しかし長続きせず、机の片隅でほこりをかぶっているという人も少なくありません。

 デジタルヘルスを長続きさせ、結果を出すためには、時々医師や管理栄養士のアドバイスを受けるのが効果的なのです。しかも直接会って言葉を交わす必要はなく、スマホのテレビ電話や、LINEメッセージなどで代用可能であることが、各国の研究から明らかになってきました。ライザップの会員が、食事の写真を送ってトレーナーから評価を受けているのも、同様の効果を狙ってのことでしょう。

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