朝起きた途端にすべてが見えて…モト冬樹さん語る白内障手術

公開日: 更新日:

 お世話になったのは「深作眼科」の六本木院です。深作院長の手術数の多さは半端なく、日本の眼科医療の発展に尽力し続けている先生で、お話を聞けば聞くほど説得力がありました。

 ただひとつ問題だったのは手術費用です。多焦点レンズの手術は先進医療なので保険が利きません。片目90万円、両目で180万円もの高額医療です。さすがに番組も手術費までは払ってくれません。迷いに迷って妻に相談したら、何と妻が僕の保険に先進医療保険を付けてくれていたんです。手術内容や医療機関によって違うそうですが、僕の場合はその保険で全額カバーできるとのことだったので、「よし、じゃあやろう」と拍車が掛かりました。

 手術は、水晶体を吸い出して多焦点レンズを入れるという、時間にして片目15~20分程度のもの。日帰りで片方やったら普通は数日空けてもう片方をやるのですが、僕の場合は2日連続でした。

 体の手術なら何をされても自分には見えないですけど、目は開いていなくちゃいけないから手術の様子が全部見えるわけです。考えただけで恐怖ですよね。でも、実際には目に水が流れていることしかわかりませんでした。それに少しだけ麻酔を入れてくれたので、眠りはしないけれどボーッとして恐怖感はありません。あれはありがたかったな。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    「かなり時代錯誤な」と発言したフジ渡辺和洋アナに「どの口が!」の声 コンパニオンと職場で“ゲス不倫”の過去

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    「よしもと中堅芸人」がオンカジ書類送検で大量離脱…“一番もったいない”と関係者が嘆く芸人は?

  1. 6

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 7

    入場まで2時間待ち!大阪万博テストランを視察した地元市議が惨状訴える…協会はメディア取材認めず

  3. 8

    米国で国産米が5キロ3000円で売られているナゾ…備蓄米放出後も店頭在庫は枯渇状態なのに

  4. 9

    うつ病で参議員を3カ月で辞職…水道橋博士さんが語るノンビリ銭湯生活と政治への関心

  5. 10

    巨人本拠地3連敗の裏に「頭脳流出」…投手陣が不安視していた開幕前からの懸念が現実に