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中川恵一東大大学病院 医学系研究科総合放射線腫瘍学講座特任教授

1960年生まれ。東大大学病院 医学系研究科総合放射線腫瘍学講座特任教授。すべてのがんの診断と治療に精通するエキスパート。がん対策推進協議会委員も務めるほか、子供向けのがん教育にも力を入れる。「がんのひみつ」「切らずに治すがん治療」など著書多数。

人気ロボット手術「ダヴィンチ」より放射線を選ぶべき基準

公開日: 更新日:

 漫才師のトミーズ雅さん(60)が、早期の大腸がん手術を受けていたと報じられました。今月17日に手術を終え、翌日からは歩行リハビリをしているといいます。早期発見を「奇跡」と話しているようですが、経過が良好なのは、がんサバイバーの仲間としても何よりです。

 報道によれば、患部を含めて大腸を55センチにわたって切除。肛門につなげたといいます。読者の皆さんは、「そんなに大きく切除して、翌日からリハビリできるの?」と思われるかもしれません。ポイントは2つです。

 まず腫瘍ができた場所が、肛門の入り口付近だったこと。大腸は、小腸を囲むように結腸があり、結腸の出口から肛門につながる部分を直腸といいます。医学的には、雅さんの大腸がんは、直腸がんです。その直腸がんは、2018年4月からダヴィンチというロボット手術が保険適用になりました。それを利用できたのが2つ目です。

 ダヴィンチは00年に米国で使われるようになって、日本では12年に前立腺がんが保険適用になりました。16年に腎臓がん、18年には直腸がんのほか肺がん胃がん膀胱がん、子宮体がんなどにも広がっています。

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