腸の炎症を抑えて、傷ついた腸粘膜を修復する効果があるのが「オメガ3系のオイル」。不飽和脂肪酸の一種で、魚の脂肪(フィッシュオイル)や亜麻仁油、エゴマ油、しそ油など。ただし、酸化しやすく、加熱すると効果が減少するので、ドレッシングや野菜ジュースに混ぜるのがお勧めという。
副腎がホルモンを代謝するのに必要な酵素の働きを助けるのは「マグネシウム」。大豆や納豆、味噌、貝類、海藻などに多く含まれる。ただし、カルシウムはマグネシウムを排出する作用がある。マグネシウム対カルシウムの摂取の割合は、1対1(健康な人は2対1)を目安にするといい。