7時間睡眠になったら糖質や甘いものが欲しくなくなった
SASには、空気の通り道である上気道が狭くなり、睡眠時に呼吸が止まる閉塞性睡眠時無呼吸タイプと、呼吸中枢の異常がある中枢性睡眠時無呼吸タイプがあります。SASの大半が前者で、肥満による首や喉回りの脂肪沈着、扁桃肥大、頭蓋骨の骨格が小さく気道が狭くなりやすいなど、さまざまな原因があります。SASは治療を受けなければ良くならず、放置すると血圧が上昇し、やがては心筋梗塞や脳卒中を招きます。少なくともいびきがあるなら、SASの検査をぜひ受けてみるべきです。
糖尿病をはじめ生活習慣病対策となると、つい食事や運動にばかり目が行ってしまいがち。しかし、睡眠も重要であることを、しっかり理解していただきたいですね。