特殊な医療用語を識別して音声を文章化する技術を実用化
医療者は、カルテや薬歴といったさまざまな医療関連の記録をしなければなりません。これに「スピーチ・トゥ・テキスト」という音声入力が活用され始めているのです。
スマートフォンなどでも用いられている技術で、医療分野では、特殊な医療用語を識別できたり、記録を取らなくてもよい部分(ノイズ)を除去する機能が強化されたものが使われています。また、逆に書かれた文章から音声を合成する「テキスト・トゥ・スピーチ」という技術も、音声説明の自動化に活用されています。
こうした技術の向上は著しく、人が話しているのか、合成された音声なのかの区別がつかなくなる日も、そう遠くない将来にやってくることでしょう。