乳児の「夜泣き」を卒業させるために…体内時計を調整する方法

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 夜に寝ない、朝は起きられない、という幼児や小学生らにはどのような対応がいいのか?

「小学生までには、体内時計はすっかり完成されているので、夜寝ない、朝起きられないのは、体内時計が整っていない可能性があります。自分の体内時計が夜型か朝型かを調べるクロノタイプ診断というもので生活スタイルに合った体内時計を得ているかがわかります。体内時計が整っていない場合の改善策は乳児と同じです。就寝時に光を完全に遮断して、睡眠中に音などの刺激を与えないことです。そして朝起きたら、必ずカーテンを開けて光を全身に浴びることが重要です。加えて朝食もきちんと食べる。朝食は一日の活動に必要なエネルギーを得るだけでなく、体内時計のリセット効果が増強されるからです」

 朝食は食べる時間だけでなく、その内容によって体内時計のリセットする度合いが違ってくる。朝食にはタンパク質と炭水化物を取り入れるのがおすすめだという。

「米、麦、トウモロコシといった穀物系の炭水化物は、脂肪を蓄える作用のあるインスリンを多く分泌させます。インスリンは体内時計をリセットする力が強い。同時にインスリンの分泌を促す魚油を多く含む、魚のタンパク質を取るといい。忙しい人はツナ、サバ、イワシなどの缶詰を使って、おにぎりにして食べさせるのも手です」

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