「コロナ感染対策」の勘違いを改めて見直す 変異株も続々出現

公開日: 更新日:

「アルコールで手指消毒する際、ホコリ、砂、油などの目に見える汚れがある場合は、まず汚れを洗い流してからでないと最大限の効果は望めません。また、プッシュ式のアルコール消毒液は、グッと最後まで深く押し込んだ場合に1回分の必要量が出てきます。多すぎると感じるかもしれませんが、手のひらや甲をはじめ一本一本の指や爪の間、手首まで擦り込む正しい方法を行うとちょうど使い切るだけの量になっているのです。ちょっとだけプッシュして、少量を擦り込んでいる人がほとんどですが、これでは意味がありません」

 消毒用アルコールと一緒にペーパータオルを用意してある施設も見かけるが、手に付着したアルコールを拭き取ってしまっては何にもならない。「アルコール=エタノールの濃度も重要で、70%前後が目安です。CDC(アメリカ疾病対策センター)は60~95%のエタノールが最も効果的だとしています。いまはそうでもありませんが、以前は濃度が低いものも出回っていたので、購入する際はしっかりチェックしましょう。また、アルコールではなく、果物のエキスなど科学的根拠がない成分を主にした消毒液も見受けられます。効果は望めないので注意が必要です」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    参院選で自民が目論む「石原伸晃外し」…東京選挙区の“目玉候補”に菊川怜、NPO女性代表の名前

  4. 4

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  5. 5

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  1. 6

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  2. 7

    我が専大松戸の新1年生は「面白い素材」がゴロゴロ、チームの停滞ムードに光明が差した

  3. 8

    逆風フジテレビゆえ小泉今日子「続・続・最後から二番目の恋」に集まる期待…厳しい船出か、3度目のブームか

  4. 9

    新沼謙治さんが語り尽くした「鳩」へのこだわり「夢は広々とした土地で飼って暮らすこと」

  5. 10

    石橋貴明のセクハラ疑惑は「夕やけニャンニャン」時代からの筋金入り!中居正広氏との「フジ類似事案」