米で認可の3つのワクチンはデルタ株にも効果 ファイザー製で64%
そんな中、一足早く臨床結果を発表したのはイスラエル政府。ファイザー製の症状を防ぐ効果は6月の時点で64%で、前月までの94%に比べて大幅減ですが、これはデルタ株が広がった影響と報告されています。しかし、重篤な症状を防ぐ確率は依然9割を超え、ワクチンとしては機能しているとの評価です。
こうした臨床結果はまだ限定的なものではありますが、今のところブースターショット(3回目の接種)の必要性などの具体的な話は出ていません。一方でCDCは、最近の死者の99%はワクチンを接種していなかったことを強調。ウイルスを封じ込め変異を防ぐためにも、より多くが接種することが重要と呼びかけています。