食事制限にトライしてもうまくいかない人の4つの共通点
糖尿病の食事制限を何度も失敗している人には、いくつかの共通点があります。
【『何の不調もないから治療の必要がない』と考えている】
糖尿病の大いなる誤解が、これ。糖尿病の治療を途中でドロップアウトしてしまった人の、受診中断の理由としてもよく挙がります。「いま通院しなくても大丈夫だと思う」「食事制限をしたり薬を飲んだりする必要性を感じない」といった声もあります。
こういう声を聞くたびに、糖尿病がどんな病気であるかを知ることが治療の第一歩であり、モチベーションを上げる必要不可欠な手段、と改めて感じます。
糖尿病の症状である喉の渇き、多飲、多尿、足のしびれ、体重減少、疲労感、目のかすみやまぶしさ、風邪などの感染症にかかりやすくなった……といったものは、かなり血糖値の高い状態が、ある程度の期間続かないと出てきません。
逆に言えば、これらの症状が出てきたら、放置すると命の危険にかかわってくるので、すぐに病院に行かなければなりません。