10歳未満で急増 子どもが感染したらどうすればいいのか?

公開日: 更新日:

「重症化予防のための水分補給に努めた上で、基本的に食欲があって顔色が良ければ大丈夫です。問題は、喉の奥が感染で腫れることで声がかすれたり、息がヒューヒューしたり、苦しそうだったり、機嫌が悪く、水分が取れず食欲が低下したり、意識がハッキリしなくなったりしたときです。気が付いたら速やかに受診しましょう。10歳未満の子どもは言葉で上手に説明できません。周りの大人が普段とは異なる表情や行動で異変を察知しなければなりません」

 ほかの家族に感染させないためには世話をする人の手洗い、マスクはもちろん、子どもの飛沫の管理、換気が重要になる。

「10歳未満の子どもは肺活量がないので、飛沫が遠くまで飛ぶことはありません。しかし、食事のときは注意が必要です。料理を囲んで座るのでなく、横並びにして、それぞれの食べ物に、感染しているお子さんの飛沫が飛ばないようにするのがよいでしょう。また、換気のために窓やドアを開けても、空気が流れていなければウイルスは漂い続け感染リスクは高くなります。サーキュレーターなどを使いましょう。お風呂も換気扇を回しつつ、ドアを開けて空気の流れをつくるよう意識しましょう」

 小さな子どものマスクは息が詰まる恐れがあるうえ、表情がわからなくなるので避けること。

 歯磨き粉やタオルの使い回しはせず、家人それぞれに別のタオルを使用することも大切だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末